2012年06月05日

青鬼灯

グラデ鬼灯.jpg

気を急いて 色付きたるや 青鬼灯


【補足】
posted by サキク at 23:09| Comment(0) | 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月20日

禍福は糾える縄の如し【呟きまとめ】

3/20分、ツイッターでのツイートの纏めと加筆。



誰も幸も不幸も持ち合わせてる。
どちらに比重が寄ってるかで、その時の苦しみや辛さや哀しさもあるし、楽しさや嬉しさや喜びもある。
不幸だけじゃない、幸せだけじゃない。
同じ様に、皆一人かも知れないけど、一人じゃない。きっと誰かが傍にいる。欲しい手が届かなくても。

届けたい所に届かなくても、どこかには届く。向こうから届けられる手もある。その手があれば、まだ大丈夫。
幸も不幸も、自分の内に。それを決めるのは自分。
辛くても苦しくても哀しくても、それが今は終わりが見えなくても、それでもいつかは終わる。幸せも不幸せもいつか終わる。それの繰り返し。

禍福はあざなえる縄の如し。不安も安心も、楽しみも苦しみも、幸せも不幸せも、哀しみも喜びも、全部自分の内に。
それを自分で納得して、次の扉を開きに行こう。私もそう。今は動けなくてもいつか動く日が来る。遠くても近くても。いずれ動く。
行こう。一人じゃない。歩き出すのは一人でも。

例え一人で歩き出しても、途中から誰かが一緒に歩いてくれる。道は違っても、すぐそこを歩いてるかも知れない。立ち上がる時に手を貸してくれる人もいるかも知れない。遠くで待って呉れてる人もいるかも知れない。歩き出さなきゃ分からない。
重たい足でも、歩ける。走らなくて良いよね。大丈夫だよ

自分の幸せは誰かの不幸になる。誰かの幸せが自分の不幸せになる。
そんな時はどちらがが譲れる物じゃない。譲る物でも無い。選ぶのは自分。選ぶのは誰か。それでどちらかが幸か不幸かのどちらかに傾くのは、それはもう仕方無い。
自分の望む選択が出来ない事は多い。本当に多い。それで不幸せになったら、他の幸せで埋めるしか無い

ただ、不幸せだ、苦しい、辛い、哀しいと思った時に、他の幸せは見えない物。それは仕方無い。見えるまで待つしかない。苦しみの中で悶えるしかない。
しんどくても、自分で見えない内はどうしようも無い。誰かの手が伸ばされても、取れない時もある。自分が納得するまで悶えるしかない。

その苦しみがずっと続くかも知れない。胸の内に閉じ込めても不図した時に顔を出す。
それでも、いつかその苦しみを乗り越えたら、自分の中の幸せと不幸せは、きっと落ち着く。不幸せもいつか幸せの種になる。きっと。気持ちと視野が広くなるまで、繰り返し繰り返し、苦しみと喜びを胸の内に。

自分で納得出来るまで何度も泣こう、何度も笑おう。
それまでは、気持ちが動かないならじっとしてれば良い。足が動かないなら休んでいれば良い。時間が無いからって焦っても変わらない。時間は進むけど、心が進まないなら焦っても変わらない。ゆっくりすれば良い。

最後に決めるのは自分だからね。自分が幸せなのか不幸せなのか。苦しいのか苦しくないのか。
幸せになれなくても、せめて不幸せでは無いように。
願うならば幸せであるように。

幸せであれるように。
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2012年02月24日

梅告げ

梅が枝に
 春告げたしと
  鳥の待つ


広島では縮景園の梅が綻び始めたそうです。
最近、時期にあったストックが順調で、別処の方の更新が順調ですw
宜しければ併せてご覧下さいまー(・ω・)丿

すさび横丁ぐうたら記@別処
http://mikaboshi-asyl.seesaa.net/
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2011年03月24日

伸ばした手は

手を差し伸べられたられたと思ったから
その手を取った
少しの間繋がっていた手は
するりと解かれた

それならば と こちらから手を差し伸べてみた
繋いで貰ったと思った手は
強く振り払われてしまった

こんなに拒絶されると知っていたら
その手を取らなかったのに

こんなに手酷く突き放すなら
どうして最初に手を差し出したの

私は傷付かないと思ったの?

近くに居ると思ったのに
傍に居ると思ったのに

何も繋がっていなかった

一人で居た時より
余計に辛く感じるなら

ずっと一人で居れば良かった
手なんて伸ばさなければ良かった

私の手は私の顔を覆うだけだ


http://mikaboshi-asyl.seesaa.net/



呟きをぼそっと
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2010年12月12日

醜い私

歪んだ鏡で見なければ
私は醜くて
こんな私では誰も見向きもしない

醜い私

醜い見た目が
心を醜くして

醜い心が
見た目を醜くする

歪んだ鏡に映る私は
とても愛らしく微笑んでいるのに

その前に立つ私は
渇いた頬で引攣った笑みを浮かべてる

醜い私

どうしてこんなに醜いのだろう
どうしたら美しくなれるのだろう

醜い自分を見るのも
醜い自分を人に見せるのも厭だから
私はただ歪んだ鏡に映る姿を見て
偽りの自分を作り上げる



http://mikaboshi-asyl.seesaa.net/
こっちも更新牛歩気味ですがぼちぼちやってます。
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2010年07月14日

遠い影

ああ、ほら 遠い影が見える
霞んで見えるのは私の後ろ姿
久し振りに聞くのは大好きだった歌

今はもうどうでも良くて
何もかも虚ろで
ただ すり抜ける

君の声も忘れて
歩き続ける砂丘の果て
強く追いかける風が
私の背中を押す

ああ、ほら 遠い影が見える
あの影はどこへ行くのだろう
posted by サキク at 22:46| Comment(0) | 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月02日

追い駆けて追い掛けて

白い空に星が廻り始めた

僕は唯、一人に成るのが怖くて走り出した
見えない星を追いかけて、泣きそうに成るのを堪え乍ら

立ち止まればきっと泣いてしまう

滲む視界を誤魔化す様に空を見上げて走り続ける
俯かない様に見えない星を見上げて走り続ける
posted by サキク at 22:56| Comment(0) | 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月30日

夏越祓(なごしのはらえ)

上(のぼ)れや上れ
石段続いてどこまでも
駆けろや駆けろ
赤い提灯手に持って

カタカタ鳴った下駄の歯鳴った
赤い鼻緒はぷつんと切れた

せっせっせで鳥居を潜(くぐ)ろ
よいよいよであの子と潜ろ
丹を塗り墨引こ
此処から先が境界線
越えてはならぬ鬼が来る

昇れや昇れ
山の端(は)縫ってどこまでも
走れや走れ
蛍が追ってやって来る

ヒラヒラ舞った兵児帯舞った
狐のお面ニヤリと笑う

せっせっせで茅の輪を潜ろ
よいよいよいであの子と逃げよ
鎮守の杜で
足踏み外して落っこちた
後ろの正面一体だぁれ

せっせっせで鳥居を抜けよ
よいよいよいで手を離そ
笛吹け鉦打て
太鼓の音はまだかいな
祭囃子が鬼を呼ぶ
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2010年06月28日

遙か

風 焦燥として
遙か景色を霞む

霧 茫洋として
遙か想いを臨む

水 蕭々として
遙か涙を抱(いだ)く
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2010年06月25日

君と僕の欠片

例えば、一億人の記憶が全て同じ物ならば、君と、僕の欠片をびったりと合わせられるだろう。

だけれど、決してそうでは無いのだから、僕達はたった独りの記憶を抱えて居る。
そうして、君と同じ欠片を持てる様に、僕は君との時間を過ごして居る。

ああ、そうして幾つの夜を迎え、幾つの昼を送っただろう。

僕は未だあの時の儘で居る様で、独り、月を見上げて居る。
小さな小さな欠片を幾つも抱いて、そうして生きて居る。

君は僕と同じ欠片を持って居るのだろうか。


【呟き】
posted by サキク at 22:03| Comment(0) | 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月13日

蛍酒

月影草に 蛍酒
宵越華(はな)に 風のかしぐ

つきて 涙に浮ぶも良し
つきて 思いに沈むも良し
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2010年06月06日

出口の入口で

あなたを呼んでいるの
ねぇ ここへ来て ここへ来て

あなたを待っているの
ねぇ ここに居るの ここに居るの

いつになったら
あなたに会えるのでしょう

いつまで私は
時を数えていれば良いのでしょう

私はここで
時に追い越されてしまい
私はここで
いつまでも今のままで

それでもあなたを
呼んでいます
待っています

ここで
この場所で
出口の入口で
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2010年05月30日

燕(つばくらめ)

軒先覗く燕(つばくらめ)
幸(さち)を運んで何処に行く
軒先除く燕
幸い持たぬと飛んで行く

あの子は何処じゃ何処じゃいな
此処は何処の細道じゃ

安楽求めて右往左往
出て来た答えは寸詰まり
暗中模索で右往左往
掴んだ答えは真っ黒け

酒(ささ)を呷って一跨ぎ
笹を煽いで一休み

ツイと逃げた燕
雲を追って知らんぷり

然あらば去らばオサラバよ
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2010年05月28日

さよならするその前に

さよならするその前に
もう一度笑顔を見せて

また会うその日まで
笑顔を覚えていたいから

さよならするその前に
もう一度抱き締めて

もう会えないのなら
その温もりを覚えておきたいから

ねぇ
その声もその指もその髪の一筋さえ
ずっと
見詰めていたかった
ただ
傍に居たかった

でも
それももう終わりなのね
だからもう一度だけ

さよならするその前に

さよならするその前に
posted by サキク at 23:32| 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月26日

バラードの夜

月光のバラードを聞いた夜は
静かに瞳を閉じよう

息を滲ませて見上げた寒空
厚い雲の切れ間から満月が姿を見せ
また雲に包まれた

音の無い夜には
かすかなバラードを

思い出すのは
心を締め付けるフレーズ
口づけた月明かりは
すぐに雲に消されて
届かない時に一人 残されているよう

静かに瞳を閉じたい夜は
月光のバラードを聞こう


1995年11月発行「四海ヶ原」(るろけん本)掲載
posted by サキク at 23:46| 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月19日

屈折

"澄んだ目"をしてたのは
あまりに昔過ぎて
今じゃすっかり汚れてる

いつ頃までこの瞳にには
素直に空の色がうつってたろう
あの山も あの星も あの海も

今じゃすっかり屈折してる

すっかり汚れた目は
曇った世界しか心に届けなくて
心まで屈折したような気がする

どうしてかなぁ
posted by サキク at 00:07| 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月18日

春景色

若緑(じゃくりょく)は温かい空気にたゆとい
陽はいよいようららかなる時を紡ぐ
さて 心地良い薫風は景色の中に溶け込み
やわらかにそこらのものにこの季節を告げて行く

懐かしい景色の中で
私はただ一人
ここには居ないあの人の事を思い
道に佇む
風は向かい風になって
私の涙を引き止める
posted by サキク at 00:06| 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

野ばら

野バラの冠 真昼を飾る
白い太陽が森を照らし
鳥はさえずり 私は眠る

水辺の木陰 風が踊る
瞼に媚薬を浸して
あなたの夢を見る
posted by サキク at 23:17| 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月05日

胸の穴と埋めた想い

胸にぽっかりと空いた穴からこぼれ落ちた気持ち
もう拾う事は出来ないから そこに置いて行くよ
行き場の無くなった想いは そこに埋めて行くよ

そうして少しずつ 胸の中から消して行こう
その穴を他の何かが埋めて呉れるまで

さようなら
あれはもう戻らない時
失った胸の穴
大切だった私の思い出

さようなら
過ぎ去った思い出
確かにそこにあった
もう届かない埋めた思い
posted by サキク at 23:54| 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月28日

流星

流れて消えた星の跡を
追いかけて追って走り出す

戸惑いの中 見上げたら
欠けた月だけ 見下ろしてた

逃げて行く
遅過ぎた
君はただ
歌ってるだけ

流れて散った星の欠片を
追いかけて追って走り出す

息を切らして見上げたら
満天の星達 見下ろした

紛れてく
気付かない
君はただ
笑ってる

どうかお願いこたえてよ
いつになれば届くのかな

消えて行く
何もかも
君はもう
見ないフリ
posted by サキク at 23:12| 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする