2010年06月30日

夏越祓(なごしのはらえ)

上(のぼ)れや上れ
石段続いてどこまでも
駆けろや駆けろ
赤い提灯手に持って

カタカタ鳴った下駄の歯鳴った
赤い鼻緒はぷつんと切れた

せっせっせで鳥居を潜(くぐ)ろ
よいよいよであの子と潜ろ
丹を塗り墨引こ
此処から先が境界線
越えてはならぬ鬼が来る

昇れや昇れ
山の端(は)縫ってどこまでも
走れや走れ
蛍が追ってやって来る

ヒラヒラ舞った兵児帯舞った
狐のお面ニヤリと笑う

せっせっせで茅の輪を潜ろ
よいよいよいであの子と逃げよ
鎮守の杜で
足踏み外して落っこちた
後ろの正面一体だぁれ

せっせっせで鳥居を抜けよ
よいよいよいで手を離そ
笛吹け鉦打て
太鼓の音はまだかいな
祭囃子が鬼を呼ぶ
posted by サキク at 20:16| Comment(0) | 詩とか散文とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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