2009年11月21日

本日の舞台。歪んだ男と囚われた男の復讐劇

て事でー。
大阪公演見て来ました!

劇.団.新.感.線.
蛮/幽/鬼/!
ttp://www.banyuki.com/

ひろみちゃんと瀧水さんとNさんと観に行ってきたヨー。

やー、面白かった〜。
始まったばかりの頃はなんも話を聞かなかったけど、東京公演終盤の辺りから「面白かった〜」とか「チケ追加で取った〜」とかぽつぽつ聞くようになったので、大阪公演の頃には大分化けてるかな〜と期待しつつ。
楽も近い辺りで見たから、大分安定してる頃だろうなぁとか思いつつ。

そんなこんなで以下感想。
ネタバレはしてる感じ?と言うか毎度の不親切レベル?
まとまりが無いのもいつもの仕様ですw


今回は事前情報を殆ど仕入れずに行ったので、キービジュアルとか、復讐劇とか、上川さんは果たしてずっと爺姿なのか(なんかでの上川さんのコメントよりw)とか、まぁその位の情報しか無い状態でw
後はPAZさんの日記で簡単な感想を拝見した位で。
ネタバレ大好きな私にしては珍しいですねw

そんなこんなで劇場に!
ロビーでは毎度のパネル展示どーん。

091121ロビー.jpg

前回、蜉蝣の時はこの前で混雑しまくってたので、今回はパーテーション置いてあって「撮影はこの内側でお願いします」みたいな感じになってました。
おお、学習してらっさる。

ロビーでの物販を覗いて、ひとまずパンフとサントラをゲト。
太一くんのグッズとか個別で有るよwすげぇww

サントラは今回4曲しか入ってないんですね〜。
しかし物販の所ででかでかと「5曲目隠しトラックあり!」とか掲示してあって「教えてる時点で隠しじゃねぇwww」と微妙にツッコミww


そして物販の奥には‥‥

091121像左.jpg

おお!蛮神像!

091121像正面.jpg

ほっほ〜。これがパンフとかチラシとかに使われていた‥‥。
結構大きいんですなー。
腹の所の部分、格子を掴んでる手は見えるけど、裡は暗くて何も見えませんでした。そこがまた雰囲気が出てるってヤツですなー。
後から公式ブログで幕間の間にちょっとした変化があるとか言うのを知りました。
そう言えば最後に見た時は仮面が無くて古ちん似のあっちの顔になってた気が‥‥。
ナチュラル過ぎて気付かなかったから確証は無いんだけどw

091121像右.jpg


そんなこんなで始まる前にパンフをチラ見。
いやー、毎度写真が格好良いですよね〜。
とか思ってたら物語の5年前とか言うプロローグが書かれてるしw何?予習?予習が必要なの?www
まぁ読んでなくても大丈夫なんだけろうけど、読んでると冒頭の印象が変わるかなー?多少は人間関係が掴みやすいかと。

舞台の方は幕が下りて、古文書風のスクリーン部分の様な所に「蛮勇鬼」の文字。
お、蛮勇が蛮勇だねぇ、これがオープニングで蛮幽鬼に変わるのかなー、とか思いつつ。
ん?あれ?蛮勇記だったっけ?w「ユウの字が違うな〜」は気にしたんだけど、キがどうだったか覚えて無いや/(^o^)\

その後、いつものオープニングの音楽が流れると「勇」の字が「憂」に。
更にワンクッション入るのか〜。
なんか物語の流れを暗示してるんだなーと言う感じ。

そしてスクリーンに映し出される映像で簡単な前振り。こんな感じの世界観ですよー、こんな設定でこんな人がここに行ってますよー、と。

そんなこんなで開幕。
幕が半分透ける感じの布なので、舞台上に照明が入ると向こうが透けて見えます。
と、その透けて見える向こうに降る程の流れ星が。おお、すげーぞ?!

幕が上がり、舞台は天体観測所的な場所、屋根の上に4人の若者。
背景では電飾でどんどん景気良く流星雨が降ってます。綺麗だなー。

そんな冒頭でした。
留学生の若者4人と言う事なので、上川さんやアワネさん達の声が若い。凄いなぁ、俳優さんって。声音で年齢分け出来るんだもん。

まぁ色々あって謀略に嵌まって罪人として囚われる上川さん演じる土門。
それまで若く希望に満ちていた声音がここで一気にガラッと変わって復讐を誓う恨みの声に。この腹の底の更に奥底、地獄から響くような声に変わるのは本当に凄かった。迫力が違いますなぁ。

そんでそれから10年の月日が流れて、サカイさん演じるサジと出合う訳ですが。
そこまでの舞台演出が凄いですなー。
回るわ上がるわ下がるわ。
回り盆の特製フル稼働ですね。素晴らしい。
地下深く降りて行く土門が降りてんだか上がってんだかな感じで凄かったです。

そんでサジ。
いやもう凄いね。
ビジュアルだけだとどう言う役なのかさっぱりだったけど(まぁどの役でもそうだけどw)、常に笑顔の殺人鬼とか美味し過ぎですねー。
そんでそれを演じるサカイさんも凄い。ずっと笑顔。満面の笑顔。怒声を放つ時も笑顔。これは凄い。
殺陣も色々やらないといけないから大変だろうなぁ、とか。

しかしホントに凄く魅力的な人物と演技でした。凄い。ホントに凄いしか出てこない。
キャラクターの底の知れない深さとか、ぞっとするような魅力を見事に演じられてらっさいました。


まぁそんなこんなで留学先の大陸から日本である所の蓬莱国に戻ってのシーンなんですが。
遊日の台詞で「信ずるに足る己を信ずる!」とか言う台詞が出て来てのっけから噴いてしまったんですが、笑ってたの私一人でしたwwwww
だってwwww中島脚本でそんな事言われたら「俺が信じる俺を信じる!」しか浮ばないじゃないですかw
ひろみちゃんが幕間の休憩の時に「サキクさんが笑ってるので気付きました」と言ってましたw
しかし単なるネタだと思ったこの台詞が後半で凄く大事なポイントになる台詞になるとは思いもよりませんでした。まじにまじに。


さて、復讐の鬼となって蓬莱国に帰ってきた土門は飛頭蛮と名乗る次第ですが、この名前も暗喩めいてて面白いですね。
飛頭蛮と言えばろくろ首の元になったとも言われる中国の妖怪で、夜中に身体から首が離れて空を飛ぶと言うヤツですが、どこか首だけ飛んで復讐に戻ってくる将門のようでもあるなとか思いました。
後、飛頭蛮の蛮も蛮神教に掛かってるんだろうなぁとか。

蛮神教と言えば、劇中で言う「いっしんばんざい」って文言、「一神万歳」だと思ってたんだけど、良く良くパンフとか見たら幟に「一心蛮在」って書いてあって、そっちだったんですねw
そら随分意味が違って来るわw いやだってそう言いながら手を上に上げるしぐさをするから万歳にしか‥‥w
舞台上でもちゃんと小道具とか見てたら気付いたんだろうなぁw


えっと、後は一先ず思い付くままにw

上川さん
声がやっぱり素晴らしい。声だけでも感情の激しさとか押さえてる所とかびしびし伝わって来ます。
狂気を孕んだ演技とか、鷹揚な演技とか、一人の人物で色んな面を見せて頂きました。
そんでしんかんせんで良く見る白髪の長髪ズラがまた違和感無く似合う事似合う事。
サジの黒髪と対をなしてる感があってこれまたツボ。

サカイさん
笑顔が!いつもは爽やかに見える笑顔が怖いよ!wwww笑顔だけで印象が変わるって凄いなぁ。
色んな笑顔が見れました。
にこやかなだけじゃなくて狂気と闇を垣間見せる笑顔。
更に笑顔すら消えた時の凍える様な冷たさ。
殺陣も色んな武器があって面白かった。
袖の中からすっと出す暗器っぽい道具とかもあって「ああ、しんかんせんだなぁ(・∀・)」って感じで楽しかったです。
色んな意味で土門と対を成す人物で凄く興味深い人物でした。
カーテンコールで上川さんと目を見交わして左右にはけるのとか、秘かにツボでしたw

太一君
流石の麗しさですねー。
登場シーンでもう「ktkrーーーーーー!!!ε=(゚∀゚ ;)ハァハァ」って感じだったんですが。今回座席が割りと前の方だったので(6列目上手側。実質3列目)流し目とかくれるのがんがん拝めました。これはあれだ。メロらない方がおかしいw
殺陣もしなやかと言うか、動きが違いますね。
波の様に動の線がなめらかに続いている感じ。末恐ろしい18歳だわー。
女形だけじゃなくて凛々しい青年の役もぴったり嵌まってましたね〜。

いずみさん
直前にゴエロクのげきしねを何度も見てまつゆきさんを見慣れてた所為もあるんだろうけど、正直物足りない感じですた(´・ω・`)
迫力っつーか安定感っつーか‥‥。映像向きな女優さんなんだろうなーとか思いつつ‥‥。
儚い感じなのは儚い感じなんだけど‥‥。
大王亡き後の強さももう一声欲しい感じだった‥‥。

所で大王役の右近さんはパンフで見た時から「痩せた‥?」って感じでしたが、舞台上でもちょっとばかし細く感じました。
役作りかなー?
大王の雰囲気が良く出てて最高でした。
暗愚な振りで聡い、先が見えてるからこその振る舞い、の哀しい存在。そんな大王でした。そう言う点ではちょっと朧〜の大王と通じる所があったかなー。

じゅんさん
もう何やっても大好きw
今回も微妙なアドリブとか客いじりとかあって面白かったw
途中派手にすっ転んでたけど、あれが演技なのかマジなのか激しく気に成るw多分マジなんだろうけど‥‥w

転ぶと言えばクライマックスの殺陣の辺りで兵士のモブの一人が前につんのめって転んだんだけど、それが見事に前転してすたっと戻ってまた何事も無かったようにすたたたたと走って行くのが「おおお‥」って感じで感心しますた。

アワネさん
うん、もう何やっても大好きw
うさんくさい頭飾りも良く似合ってらっしゃいますww
小悪人らしさが最高です。コミカルな部分も、卑小な所も、からまろって人物の魅力に見えるから不思議w

そう言えばからまろの父役の逆木さんの演技でいつもの尺八の音の効果音がちょいちょい入ってたんだけど、タイミングが微妙だったなぁ、とか。
ちょっと無理に入れてる感を感じました。
うんでもあの後は必須だよねww

よし子さんがもうよし子さんで最高でしたww
じゅんさんとのやりとりの所とか見てると轟天思い出したwスパイダーシスターズのw
大好きですw

しょうこさんも相変わらず素敵。
コミカルかつ哀しさも含んだペナンが凄く切なかったー。
パンフに載ってたキャストインタビューのしょうこさんのコメントがまた「うんうん(´;ω;`)ウッ…」って感じで。

所で今回の席が割りと前の方だったので、演者の表情とかガン見だったんですが、前過ぎて見えにくい部分もちらほら。
どうも演者の立ち位置と奥が被る線上の席だったみたいで、奥の方で大事な演技してる部分とかが手前の人物に被ってて見えないって事が多々ありました。
残念。
セットに隠れて見ないってのもあったなぁ。

トウイの衣装の早抜きとか殆ど見えずに、宙を飛んで行く衣装が見えて「あ、衣装変わったんだ」ってのとか。
ミコトの喪服から大王への衣装へのチェンジも全く見えませんでした。遊日が見事に視界を遮ってたヨー。

そうそう、見えないと言えば冒頭で土門をハメて蓬莱国に帰るうきなとからまろの2人のシーン。
紗の幕が下りてその向こうで2人が大陸の役人から教典を授かったりしてるんだけど、上手側の幕の向こうでやってて、幕の真ん中にはスクリーンがどーんだから下手側からは見えないんじゃないかなーとか。
後から下手側の席だった瀧水さんに聞いてみたらやっぱり全く見えてなかったらしいし。
前は前で見難い所もあるよねー。
まぁもうこんな前の方が取れる事も無いだろうから、がっつり拝んで来たよ!


定番のインサートされる映像なんかはエフェクト掛かってイラスト風になってたんだけど、手を入れ過ぎて分かりにくかったw
誰?みたいなw


話の方は復讐が復讐を呼んで、連鎖に次ぐ連鎖、負の繋がりって感じで終盤はもう凄い玉突き事故みたいな感じで「げぇっ!」とか「ま、まさか!」の連続で面白かったです。
最終的に「そして誰もいなくなった」って感じではあるんだけど、蜉蝣峠のよーなもにょもにょした後味の悪さが残るような事は無かったなぁ。
正直蜉蝣峠は個人的には結構アレだったからなぁ‥‥。


見えなかった部分も含めて、ゲキシネになるのが楽しみ。
なるよねぇ、ゲキシネ。

次の公演の案内も来たし、チラシも見たし、春も楽しみ!
しかしかんださやかか‥‥。何故ここでかんださやか‥‥。マスクらいだーの映画のアレなイメージがなー‥‥w

後、なかじまさんの脚本の写楽も観に行きたいなぁ。岸さん出るんだよなぁ‥‥。
しかし時期が被るんだよな‥‥。遠征費的に無理な気がするなー‥‥。

取り合えずひとまずこんな感じで〜。
思い出したらまたちょいちょい追記して行きますわい。
posted by サキク at 23:59| 芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする